「国際社会に不確定性導入」 トランプ氏、ノーベル物理学賞候補に
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Kyoko Shimbun 2019.02.19 News
 トランプ米大統領が、ノーベル物理学賞の候補として挙がっていることが18日までにわかった。授賞理由となる業績は「国際社会への不確定性概念の導入」とみられている。
 スウェーデンの複数の関係者が明らかにした。トランプ氏は就任以来、環太平洋経済連携協定(TPP)、パリ協定、ユネスコ、中距離核戦力(INF)全廃条約など国際的な枠組みから相次いで離脱。また、北朝鮮との融和路線を模索する一方で、メキシコとの国境に壁を建設するために国家非常事態を宣言するなど、国際社会の先行きを精密に観測しようとすればするほど、その方向性が見通せなくなる不確定性の概念が、国際政治の分野でも応用できることを明らかにした。
 推薦者は不明だが、トランプ氏は以前からノーベル賞の受賞に強い意欲を見せていることで知られており、氏の意向に従順な周辺人物が推薦状を書いたとみられている。
 今年秋に発表されるノーベル賞各賞の推薦受け付けは既に終了している。今年の経済学賞では、日本の総務省が、経済統計に虚数を導入した功績で候補に選ばれていることも関係者の証言から判明している。
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last-modified: 2021-05-30 20:02:20