五輪と政権の命運かかる「最後の延長」 首相「とにかくワクチン」 [クロ★]
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政府は28日、新型コロナウイルス第4波で福岡県などに出した緊急事態宣言の延長を正式に決めた。新たな期限は6月20日で、その1カ月後には東京五輪の開幕が迫る。菅義偉首相は記者会見で国民にさらなる我慢を求めたが、感染を食い止める勝算はあるのか。「最後の延長」(政府高官)に五輪と政権の命運がかかる。
 「これからの3週間が感染防止とワクチン接種という二正面の作戦の成果を出すための極めて大事な期間」。28日夜の記者会見で、首相は力を込めた。
 五輪開催に懐疑的な世論が高まる中、「首相に中止、再延期する気は全くない」というのが周辺の一致した見方だ。海外からの観客受け入れは既に断念したものの、「国内客の受け入れもまだ諦めていない」(政府関係者)とされる。
 五輪を成功させ、その勢いで衆院を解散して勝利し、秋の自民党総裁選の再選につなげる−。首相の描くシナリオを実現するには、開会式の少し前までに世論が納得する水準まで感染状況を改善させる必要がある。延長期限の6月20日は、そのシナリオを逆算したぎりぎりのタイミングだ。
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 だがウイルスにそんな思惑は通用しない。
 宣言発出に至る前に感染を抑え込むため、2月に新設した「まん延防止等重点措置」は第4波を防げなかった。感染力が従来の1・3倍とされる英国由来の変異株の影響が大きく、今回の宣言後、新規感染者数の減少スピードもこれまでより鈍くなっている。
 英国由来よりも1・5倍感染力が強いとされるインド由来の変異株の確認も国内で相次ぐ。「今後2カ月より短い期間で(英国株から)置き換わると考えられる」と西浦博・京都大教授は危ぶむ。
変異株の脅威が高まる中、政府高官は「宣言を延長して感染拡大を何とか抑えて時間を稼ぎ、ワクチンの接種効果が出るのを待つしかない」と打ち明ける。官邸筋によると、首相は毎夕、接種回数の報告を受けて一喜一憂しており「とにかくワクチンを進めるのが俺の使命だ」と周囲に話しているという。
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 接種が加速し、首相が掲げる1日100万回が実現したとしても、その効果がいつ表れるかは未知数だ。接種が先行するイスラエルなどでは、国民の3〜4割が2回接種を終えないと感染者数の上昇は止まらなかった。「五輪前に感染がワクチンで止まることはない」とみる専門家もいる。
 長引く自粛で人々の我慢は限界に来ており、東京ではすでに人出が増加傾向にある。この日の宣言延長に当たり、政府は追加の一手だけでなく、解除後にリバウンドを防ぐ手段など出口戦略も示せなかった。五輪開催は視界不良が続く。
 28日の記者会見で、五輪開催の可否を判断するための具体的な感染状況の基準を問われた首相は「選手と大会関係者の対策を講じて、国民の命と健康を守っていく」と述べただけだった。
 (東京支社取材班)
続きはWebで
西日本新聞
2021/5/29 6:00
https://www.nishinippon.co.jp/sp/item/n/746420/

あたまにワクチン打てよ

「ワクチン接種を早く進める」事に異存がある人は少ないと思うが
「オリンピックのため」とか「前置き」があると、「その為じゃないだろう」って
思っちゃう人は少なからず居るだろうな。
ひょっとして「オリンピック」が無かったら、今以上に遅かった可能性も有るよねん。
last-modified: 2021-08-23 15:04:56