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「ボクは家出する。親切なおじさんのところへ行く」
「船橋の方に優しいおじさんがいる。そのおじさんはお母さんより大事な人だ」
拓磨君がそう言って文京区千石の自宅を飛び出したのは１９９０年２月２３日未明
その後の警察の捜索活動むなしく、３月１８日
千石我孫子市の利根川で変死体となって発見された。
遺体は全裸状態で、両足首をひもで縛られていた。
検視の結果、顔（ほお）に縄で縛られたような跡と
全身に内出血の跡が残っていたことから、変質者に暴行を受けたと考えられる。
また、臓器内に川の水から検出される植物性プランクトンが含まれていないことも判明。
風呂の水などに押しつけられて死亡したあと、ここへ投げ捨てられたことも分かった。
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優しいおじさん乙！ last-modified: 2021-08-26 07:10:14