【ジェンダー】「女性総合職を増やせ」というだけの日本社会…なぜ「男性の一般職がもっと増えていい」とはならないのか? [ボラえもん★]
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近年、女性の総合職採用に力を入れる企業が少しずつ増え始めています。
ただ、女性の選択肢が一般職と総合職に広がる一方で、男性はいまだに「総合職一択」の状態。
男性一般職がごく普通の選択肢になる日は来るのか、男性学の研究者、田中俊之さんが解説します――。
■男性は総合職であるべきという思い込み
 少し前、大手総合商社の丸紅が総合職新卒採用で「女性半数」を打ち出して話題になりました。
従来は、男性は総合職、女性は一般職という採用方法が主流でしたが、近年は職種におけるこうした性別分業は少しずつ崩れ始めています。
 これは、女性の選択肢が広がるという意味でとてもいいことだと思いますが、逆に男性の選択肢はどうでしょうか。
この点を考えてみると、やはり男性の職種はいまだに総合職が「普通」で、一般職は決して選びやすい選択肢とは言えないように思います。
 日本には、「男性は総合職であるべき」という固定観念が根強く残っています。
多くの親は、娘が大企業に勤務する男性を結婚相手として連れてきたら歓迎するでしょうが、その男性が一般職だったら難色を示すのではないでしょうか。
本人たちも、親の反応を気にして何となく引け目を感じてしまうかもしれません。
■男性一般職にある“引け目”の正体
 こうした状況は問題だと思います。
職種も配偶者も、選ぶ上でいちばん大事なのは本人の納得感で、この時に周囲を気にすると選択肢が減ってしまいます。
本来、理想的なのは、誰もが自分が選んだ道を自信を持って歩める社会です。なのになぜ、男性一般職には引け目のようなものがつきまとうのでしょうか。
 一つには、まだ人数が少なく「珍しい選択肢」として見られるからです。
人数が増えていけば、女性にとっての総合職と同様に「普通の選択肢」になるはずですが、現状はそうは進んでいません。
■なぜほかの選択肢が目に入らないのか
 今は、企業が人材を募集する際に性別を明記してはいけないので、表面的には男女ともどちらの職種にも応募できるようになっています。
しかし、男性は以前と変わらず総合職に応募するのが「普通」で、一般職を希望する人はほとんどいません。
 これは、やはり男性は「生涯にわたって働かねばならない」という思いが強いせいだと考えられます。
将来は結婚して家族を養うことを前提に、それだけの収入や昇給が見込める職種に就くべきだと思い込んでいるのです。
 これは思い込みというより、何も考えていないと言ってもいいかもしれません。
ひたすらにそこへ向けて歩んでいるだけで、それが自分に合っているのかどうか、本当にそうした生き方を選びたいのかどうかは考えていない──。
人生にはほかの選択肢もあるのに、まるで目に入っていないように見えます。
■男性に何も考えさせない日本社会
 男性一般職が少ないのは、それを選択する男性が少ないからで、その原因は「男は家族を養うべき」という思い込みにあると言えるでしょう。
しかし、無理して自分一人で養おうとしなくても、今は共働きという選択肢もあります。
なのに、日本社会の思考も男性自身の思考も、なぜか「養うのは男の責任」というところで止まったままなのです。
 これは常々感じていることなのですが、日本社会は、男性に何も考えさせないことで回る仕組みになっているように思います。
毎日満員電車に乗って通勤し、家族を養うために人生の大半を仕事に費やす。
楽しい生き方とは言いがたいのに、なぜこれが「普通」になってしまっているのでしょうか。
 日本には、男性にこうした生き方に対する疑問を持たせない仕組みがあるような気がします。
例えば、多くの男性は小さい時から暗に「競争に勝てないと幸せになれない」と言われて育てられます。
すると、自分が何をしたいかよりも、他者に勝つことを優先する思考がつくられてしまいます。
なぜ働きたいのか、なぜ出世したいのかは考えず、「勝つこと」が習慣になってしまうのです。
(以下略、全文はソースにて)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d1cc7a52c979844e141a447e06ba3123036bbb4

>>1
結果平等だからおかしい

>>1
間違いはないんだが一般職が今後増えることはないから
last-modified: 2021-05-29 15:31:34