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2021年05月30日
【女帝】小池都知事が進める「二正面作戦」 東京五輪成功は自分の手柄、中止なら菅首相に責任転嫁 [砂漠のマスカレード★]
【女帝】小池都知事が進める「二正面作戦」 東京五輪成功は自分の手柄、中止なら菅首相に責任転嫁 [砂漠のマスカレード★]
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菅首相の前のめりが止まらない。7月末までに新型コロナウイルスのワクチンをできるだけ全国に行き渡らせ、「何が何でも東京オリンピック・パラリンピックを開催」という既定路線を変更する気はないらしい。
初志貫徹といえば聞こえはいいが、国民を置き去りにしてIOC(国際オリンピック委員会)の貴族集団と心中する気満々なのだ。アルマゲドンならぬ、まるでスガマゲドンと表現すべき終末的な状況である。
この賭けのリスクは小さくない。なぜなら、感染力が従来株の2倍以上といわれる「インド株」が「イギリス株」に置き換わるのは、これからだからである。頼みの綱のワクチン接種が計画通り進んだとしても、医療従事者と高齢者止まりだ。緊急事態宣言の再延長が明ける6月20日以降に「インド株」が猛威を振るい始めれば、五輪開会の7月23日前後の感染状況は悲惨なものになりかねない。
■都ファの幹事長談話は予想通り
こんな菅首相の暴走状態を尻目に、笑いをこらえ切れないのは小池都知事その人である。5月28日、都議会第1党の「都民ファーストの会」(都ファ)は、五輪開催に関して「都民の命と暮らしを守り抜くためには、再度の延期も含むあらゆる選択肢を視野に入れるべき」との幹事長談話を発表した。
曲がりなりにも小池知事は、開催都市のトップとして準備を進める立場にある。談話を一読しただけでは、小池知事と都ファの方向性にズレが生じたようにも受け止められるが、それはちょっと違う。この談話を読んで、筆者は「出た、やっぱり」と思った。5月17日付の当コラムで、筆者は「自身の別働隊として都ファを操縦し、選挙公約に『五輪中止』を打ち出すことを小池知事は考えている」と書いた。
これが、都ファが発表した幹事長談話の「あらゆる選択肢を入れるべき」にスライドしたのである。発表時期が早まり内容がマイルドになってはいるものの、「あらゆる選択肢」と言っておけば、中止から無観客開催に至るまでの幅広い民意を、目前に迫った都議選ですくい上げることが可能になる。
しかも、小池知事は自分の口から中止や再延期を言うリスクを回避できるのだ。一挙両得とは、まさにこのことである。
■コロナ対策そっちのけで二正面作戦
定例会見で幹事長談話について問われた小池知事は、一瞬むっとした様子を見せたが、「安全安心の大会を目指すことで齟齬はない」とそっけなく返答した。さらに、別の記者が緊急事態宣言下でも開会するのかと質すと、再び「安全安心な大会」と繰り返し、正面から質問に答えることはなかった。
何を聞かれても「安全安心な大会」としか答えない小池知事の姿は、4年前の市場移転問題の際、築地か豊洲かと判断を迫られ、「総合的に判断」と逃げ回っていたあの時と見事にダブる。つまり、どっちに転んでも大丈夫なように、あるいは自らの本音を覆い隠すために「安全安心な大会」を連呼しているのである。
仮に、スガマゲドンが成功すれば、「安全安心な大会」を開催したホストタウンのトップとして成果を誇れる。一方で、スガマゲドンがコケて中止になったとしても、ワクチン接種の遅れや水際対策の不備にあった、と菅政権に責任をなすりつけることができる。そして、「あらゆる選択肢」を標榜する都ファは、五輪中止とは言えない自民党よりも優位に選挙戦を進められる。あわよくば、そこそこの議席を確保して延命を図ることさえ可能である。
緊急事態宣言が再延長される東京だが、小池知事は、コロナ対策そっちのけで究極の二正面作戦を進めているのだ。決して「安全安心な大会」発言を額面通りに受け取ってはいけない。
(澤章/東京都環境公社前理事長
5/29(土) 9:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/880f67b2169fae9202be895f4742c3a763978f7c
それが政治家
ブーメラン立憲民主党
last-modified: 2021-05-30 17:22:35