【信濃毎日新聞/社説】高齢化の中国 世界が注視すべき局面に [5/24] [右大臣・大ちゃん之弼★]
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 人口大国・中国はこれからどのような未来図を描いていくのか。
 国家統計局が発表した2020年の国勢調査結果で、人口の縮小傾向と高齢化が明確になった。豊富な労働力を背景にした経済発展と併せ、国力の衰退と向き合う時代に移りつつある。
 労働年齢に当たる15〜59歳は9億人を割り、構成比は63・4%。10年前の前回調査から6・8ポイント下がった。60歳以上は逆に5・4ポイント上がり、18・7%を占める。
 同国のシンクタンクは数年内に人口は減少に転じ、潜在的な成長率も下がっていくと予測する。
 中国の人口構造の変容は世界経済にも大きな影響を及ぼす。生産力や巨大な消費市場はどう推移していくのか。輸出総額の2割以上を占める日本をはじめ、世界は注視する必要がある。
 中国の人口は1960年代前半から増え続けた。毎年2500万人超が生まれるようになり、改革・開放路線に転換した後の高度成長を支えてきた。その先頭にいた世代が高齢期に入る。
 出生数は減少が続く。昨年は1200万人で前年から18%減。政府は79年に導入した一人っ子政策を5年前に廃止したものの、期待通りにならない。過密する都市部で生活費や教育費が高騰し、若い世代の将来不安が大きいことや晩婚化が要因との分析がある。
 1人当たり国内総生産はまだ発展途上国の水準だ。習近平指導部は2035年までに「中進国」並みに引き上げる目標を掲げ、中間所得層の拡大に重点を置く。
 賃金の上昇が続けば、輸出向けの価格競争力が下がる。一方で、都市と農村の経済格差も埋めていかなくてはならない。
 政府は教育の負担軽減、保育や介護の拡充も掲げる。現役世代の先細りに備え、定年延長も打ち出している。安定した年金給付は保障できるのか。バランスの取れた政策は容易ではないだろう。
 総人口は14億1178万人。前年から1千万人余り増えているというが、中国の国勢調査には「水増し」の疑念がつきまとう。
 今回も数字の公表が遅れ、憶測を呼んだ。14歳以下の数が各年発表の出生者の合計より多い点に疑問の声が上がっている。総人口を独自に推計した専門家は12億8千万人以下が実態だと指摘する。
 不自然な統計では国際社会に信頼されない。習氏自身、調査開始に当たって正確なデータに基づく発展戦略の策定を掲げていた。経済大国にふさわしく、情報の透明性を高めなければならない。
信濃毎日新聞 2021/05/24 09:11
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2021052400114

コッソリと解決するつもりだったけど、世界中にバレちゃって対策しないといけなくなちゃいましたからね...なんちゃって。

でっちあげでどうにでもなるアル
last-modified: 2021-05-31 02:29:37