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>>2につづく
>>1のつづき
総合すれば、中国冷麺は特定の人物が特定の時期に開発した食べ物というより、時間をかけて変形・発展した食べ物と見るのが妥当だ。ヨンシェフは、「ピビン冷麺や豆乳素麺のような冷麺類は早くから中食堂で販売していた。このような冷麺が消費者の趣向を反映して、どんどん変形して今の中国冷麺になったと見るのが妥当だ」とし、「味は時代によって変化するものと決まっていて、消費者の要求に答えるのが料理人の義務と宿命だ。冷たい肉汁(スープ)と麺が好きな大衆の嗜好に合わせ、自然に発展したもの」と説明した。
中国冷麺を楽しむことに、敢えて国籍を問う必要はない。「チャヂャン麺(ジャージャー麺)、チャムポン(ちゃんぽん)も中国にはない料理だ」と大笑いしたヨンシェフは、「中国料理はどの国に行ってもその国の食文化を反映している。アメリカン・チャイニーズ(米国式中国料理)のようにその地域で長く愛されたなら、その国の食べ物だ」と話した。中国にもない中国冷麺は、韓国で生まれて発展中の韓国冷麺と見るべきという話だ。
君の料理、私の料理を問い詰めていたら肉汁が冷めて?がのびてしまう。麺スプレインはもう止めて楽しもう。小説『プブ』に出ていたように、今週末にいい人と会って酢豚にビールを一杯飲んだ後、中国冷麺で締めてみるのはいかがかな。
(おわり)
お前に喰わせる冷麺はねえ! last-modified: 2021-06-13 05:51:22