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四国4県や経済団体などでつくる四国新幹線整備促進期成会の
代表事務局を務める石原俊輔さんが15日、香川県立高松高で講演し、
四国の地域振興にとって新幹線は必要で、実現可能だと強調した。
石原さんは科目「総合的な探究の時間」で2年生74人を前に講演した。
高松市と人口、経済規模が似ている金沢市では2015年に北陸新幹線が開通した後、
観光客が激増したことを紹介し、「高松は完全に金沢に負けている」と指摘。
「四国新幹線が完成すれば、高松から東京へ約2時間半で行けるようになる。
新幹線はあって当たり前のインフラで、ぜいたくなものではない」と訴えた。
一方、講演を聴いた森多聞さん(16)は「便利になるとは思うが、
本当に期成会の試算通りに便益が費用を上回るのか」と疑問を呈した。
鎌田幸村さん(16)も「地域活性化につながるのなら、できればいいと思った。
ただ四国は島で、本州の金沢とは地理的条件が異なるのではないか」と指摘していた。(福家司)
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last-modified: 2021-07-14 23:40:18