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ロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」（ＣＳＴＯ、加盟６か国）は２３日、アフガニスタン情勢の急展開を受け、臨時の首脳会議をオンライン形式で開く。
プーチン露大統領は、イスラム過激派がアフガン難民を装ってＣＳＴＯ加盟の中央アジア諸国に流入する事態を警戒しており、
難民を安易に受け入れないよう確認するとみられる。
プーチン氏は２２日の露国内の会合で、米欧が中央アジア諸国に対し、米欧に協力したアフガン人の一時的な保護を要請していることに触れた上で、
難民を押し付ける米欧の要請は「屈辱的だ」と述べ、明確に反対した。
ＣＳＴＯには中央アジアではタジキスタン、キルギス、カザフスタンが加盟する。
ロシアとの往来にビザは不要なため、プーチン氏は「難民を装った過激派がロシアに入ってくる恐れがある」と指摘し「安全保障上の脅威になる」との認識を示した。
イスラム過激派への対処に忙殺された「１９９０年代や２０００年代前半に戻りたくない」とも語った。
「過激派がロシアに入ってくる」…プーチン大統領がアフガン難民受け入れに反対
https://www.yomiuri.co.jp/world/20210823-OYT1T50137/
last-modified: 2021-08-23 22:21:01