https://jp.techcrunch.com/2021/08/21/2021-08-20-general-motors-issues-third-recall-for-chevrolet-bolt-evs-citing-rare-battery-defects/
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General Motors(GM、ゼネラルモーターズ)は、バッテリーセルの欠陥により火災のリスクが高まる可能性があるとして、さらに多くの電気自動車「Chevrolet Bolt EV(シボレー・ボルトEV)」のリコールを行っている。
この最新のリコールは、米国時間8月20日にGMから発表されたもので、同社がユーザーにBolt EVのリコールを通達するのは、これが3度目となる。
7月に出された2度目のリコールは、2017年から2019年型のBolt EVが対象だった。
今回はそれがさらに拡大され、新たに2019年型のBolt EVが9335台と、2020〜2022年型のBolt EVおよびBolt EUVが6万3683台、対象に含まれた。
「GMに供給されたこれらの車両用バッテリーには、まれに同一バッテリーセル内に、破損した陽極タブと折れたセパレーターという2つの製造上の欠陥が存在する可能性があり、
これによって火災の危険性が高まる」と、GMはニュースリリースで発表した。この問題については、バッテリーセルのサプライヤーである韓国のLGと協力しているとのこと。
GMでは、これまでのリコール対策費用としてすでに見積もられている8億ドル(約878億円)に加え、今回のリコールによりさらに10億ドル(1098億円)の費用がかかると見込んでいる。
同社は2021年8月初めの決算説明会で、Boltに搭載された欠陥バッテリーの修理に関連する費用が、前四半期の保証費用13億ドル(約1427億円)の大半を占めていると述べていた。
安かろう悪かろう
韓国製だから3度のリコールで済んだと感謝すべきって言いそう last-modified: 2021-08-23 22:31:37