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22日までに、今年の高校野球選手権大会で先取点をあげたチームの勝敗だ。完封試合が多いこともあり、先行して試合を優位に進めるチームが多いと感じている。
大逆転劇といえば、初戦で5点差をひっくり返した高川学園(山口)が目立つ程度だ。
要因は、スタンドにもある気がする。一般観客向けのチケット販売はなし。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、22日から学校関係者の入場もさらに制限された。ブラスバンドやチアリーダーがいなくなり、録音された音楽に合わせ、控え部員や家族らが応援している。
習志野(千葉)時代に甲子園の土を踏み、プロ野球・阪神タイガースで活躍した掛布雅之さんはかつて、こう言っていた。「高校野球とプロの試合では、甲子園の空気が全然違う。それは、負けている方を応援するお客さんの存在も大きいのかなと」
劣勢のチームが追い上げると、ほぼ球場全体が後押しするようなムードに変わる。「甲子園には魔物がいる」とも言われてきた。
ただ、今夏は各チームの応援をする人だけで、ふらりと訪れるような一般の野球ファンはいない。
そんな雰囲気の中、2戦連続で逆転勝ちしているチームがある。明徳義塾(高知)だ。22日も二回に先取点を取られても堅守で傷口を最小限にとどめ、すぐに反撃に転じた。どんな舞台、展開でも自分たちの野球をやりきる。チームの強さを感じた。(伊藤雅哉)
ぬるぽ
今年に関しては雨が魔物 last-modified: 2021-08-24 12:52:42