https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20191101/3000007505.html
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酒を飲んだドライバーに代わって車を運転する「運転代行業」をめぐり、愛知県小牧市の業者が2種免許を持っていないアルバイトに代行業務をさせたとして逮捕された事件で、
警察官が道路交通法を誤解し、業者を誤って逮捕していたことがわかりました。
警察は業者に謝罪し、再発防止に努めるとしています。
小牧市の運転代行業の50歳の社長は10月、運転代行に必要な「中型2種免許」を持っていないアルバイトに指示して客の中型トラックを運転させ、
居酒屋から自宅まで代行業務を行ったとして、道路交通法違反などの疑いで、このアルバイトとともに逮捕されました。
その後、検察庁から問い合わせがあり警察が調べたところ、道路交通法では、運転代行を普通自動車で行う場合には「普通2種免許」が必要と規定されていますが、
中型トラックなど、それ以外の車両を運転して代行業務を行うことは規制されていないことがわかったということです。
警察官が道路交通法を誤解し業者を誤って逮捕した形で、社長らは4日間にわたって不当に身柄を拘束されました。
警察は、1日、謝罪した上で社長らを釈放したということです。
愛知県警察本部交通捜査課の豊田俊道課長は「再発防止に努めるとともに適正な捜査を徹底したい」とコメントしています。 last-modified: 2021-08-25 18:09:06