【冷凍処理】死んだ80代の母親を韓国で初めて冷凍保存した息子「また会えたら『よく眠れた?』と聞きたい」[8/24] [右大臣・大ちゃん之弼★]
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 韓国の「冷凍人間」第1号申請者キム・ジョンギルさん(仮名)は、自身の母親に再会したら、「お母さん、よく寝られた?」と聞きたいと言って涙をぬぐった。キムさんが22日SBSスペシャル夏特集『不滅の時代第2部:冷凍人間』編で語った。
 キムさんは昨年5月、血液のがんで死去した80代の母親を冷凍保存した。韓国初の事例だった。キムさんは「救急車で(母親は体が)揺れるほどもがいていた」「『私はまだ逝きたくないのに、なぜお前の父親は私を呼ぶんだ』と(叫んだ)」と回想した。そして、「母とは長年一緒に暮らしているが、そのような姿は初めて見た。あまりにも胸が痛んだ」「これほどまでに(母親が)生きようという意志を持っているのだ(と感じた)」と言った。
 父親を亡くして6カ月後に母親まで亡くすのがつらかったキムさんは、冷凍保存を決めた。キムさんは「弟は反対した」「私が『父の葬儀の時、これは違うと思った。(母親を)粉にするのは自分が許せない』と押し通した」と言った。
 キムさんの母親は死去してすぐ第1次冷凍処理された後、冷凍保存用タンクがあるロシアのモスクワに移送された。保存契約期間は医療技術の発展速度や冷凍保存者の蘇生(そせい)の可能性などを考慮して、100年に定められた。
 この期間中、キムさんは現地から送られてくれる映像で、母親が保存されている冷凍タンクだけを確認することができる。キムさんは「今、母はモスクワにいるが、私が行っても解決策があるわけでもない」「ここで祈っている」と語った。
キムさんは冷凍保存を決めた心境について、「こんなに早く逝ってしまうとは思わなかった。私の場合は心の準備ができていない状態の時に天が崩れた。(私が)親不孝者だったから天が崩れたようだ。私は崩れる天を支えていたい。個人的にはそういうことだ」と説明した。
 キムさんは「(母親が)死んだとは思わない。また会えると思う」とも言った。制作スタッフが、母親にまた会えたら何と言いたいかと聞くと、キムさんは「『お母さん、よく寝られた?』と聞きたい」と言って涙をぬぐった。
 この番組では、冷凍保存の可能性について専門家の懐疑的な見解も放送された。ケネス・ヘイワース脳保存財団(BFF)共同創設者は「冷凍保存技術が脳のシナプス接続をきちんと保存するということを示せていなかった。神経接続部分で多くの収縮が起きていたが、損傷したように見えた」「だから、私は公に冷凍保存会員資格を撤回した」と述べた。
 これについてキムさんは「今は解凍技術がないが、ひとまずあのように保存しておき、将来の医学に期待して待っている」「『100%よみがえる』『復活する』ことを望んでいるのではなく、1%でも可能性があると期待をかけている」と語った。

ソン・ジュサン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2021/08/24 12:51
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/08/24/2021082480037.html



その前に息子が死ぬ
last-modified: 2021-08-26 04:09:27