https://japan.cna.com.tw/news/apol/202108200002.aspx
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(ワシントン台北中央社)米国務省のプライス報道官は19日の記者会見で、「台湾海峡の平和と安全への関心は不変だ」と述べ、インド太平洋地域の安全と安定における重要性はアフガニスタンや世界のその他の地域で起こった出来事によって変わることはないとの考えを示した。総統府の張惇涵(ちょうじゅんかん)報道官は20日、バイデン政権への感謝を表明した。
アフガニスタン情勢を巡り、中国の国営メディアは「米国は信頼できない」などといった旨の論説を繰り広げている。台湾内部でも、台湾海峡有事の際に米国は台湾を見捨てるのではないかとの議論が一部で噴出している。
プライス報道官は会見で、「米国は台湾への約束をより明確にすることを考えているのか」との中央社の質問に対し、正面からの回答は避けつつも、台湾海峡の平和と安全に対する関心は変わらないと説明した。
また、バイデン米大統領は18日放送のABCテレビのインタビューで、アフガニスタンは台湾や韓国、北大西洋条約機構(NATO)とは根本的に異なると言及し、「NATO加盟国にいかなる人が侵略あるいは行動を起こそうとも、米国は反応する。※日本や韓国、台湾に対しても同じであり、それ(アフガニスタン)とは比べられない」と述べた。
総統府の張報道官は、バイデン氏とバイデン政権が米台関係の基礎となる「台湾関係法」や台湾に対する「6つの保証」を実際の行動で履行し、台湾への約束の盤石さを示していることに感謝した。
(徐薇婷/編集:名切千絵)
last-modified: 2021-08-26 04:16:22