【社会】朝日新聞記者「さよなら朝日」 失墜した胡散臭い自称リベラル派の欺瞞を明かす [2021-★]
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憲法9条、皇室、原発、沖縄……日本社会の大きな論点について、朝日新聞は「リベラル」の立場から主張を打ち出してきた。 しかし、リベラル勢力の主張には、何の矛盾や欺瞞もないのだろうか。 リベラル派の主張について、現役朝日記者が内部から検証した書籍が『さよなら朝日』だ。 日本のリベラルの矛盾を最も顕わにしているのが、この問題である。 かつての革新勢力、そして現在のリベラル勢力は平和主義を唱え、日本はそれをまもってきたという神話を内外に喧伝してきた。 その裏で、九条を裏切る現実、すなわち自衛隊の存在と、 日本国は明らかに(国際法上も)戦争に参加してきたという現実からひたすら目を背け、あるいはその事実を忘れ、 日米安保のコストを自衛隊と沖縄に押しつけてきた。自覚的な偽善と無意識の偽善のどちらの罪が重いか、である。 他方で、少なからぬリベラル陣営の論者は、 安倍政権や改憲派、日本会議系勢力への防波堤としての機能を皇室(特に彼らが「リベラルな方」と敬ってきた現上皇)に求めてきた。 国政に権能を有しない天皇や皇族へのこうした期待は、憲法の国民主権原則と衝突するうえに、 昭和維新を試みた青年将校たちの超国家主義の夢想と同様の危うさを孕む。 なにより、そうした一個の国父・国母的人格への親愛の情を超えた精神的依存は、 リベラリズムではなくパターナリズム(権威主義)にほかならない。 略 こうした主張を朝日新聞内で唱えることにそれなりの覚悟がいることは想像していただけるだろうか。 冒頭に戻れば、「こんなの書いて大丈夫か」の意味は、 「これほどリベラルの失墜が著しいなかで、味方叩きをしている場合か」という含意もあるのだろう。 1930年代に日本とドイツで、共産主義者と右派が当時ただでさえ脆弱で劣勢だった議会や社会民主主義勢力を左右から挟撃し、 自由主義の砦を破壊してしまったのと同じ愚ではないか、ということかもしれない。 略 8年弱の安倍長期政権下で切り崩され液状化した民主制の土台の現状を見れば、確かに、それほどまでに事態は切迫しているのだろう。 立憲民主主義の基盤を回復し、いかにリベラルな対抗軸を打ち立てられるのかどうかが問われているのは、 一強多弱の政治状況が続く日本だけでもない。 先に述べたように、リベラル勢力が右派やネトウヨに攻撃されるだけでなく多くの人に胡散臭がられているのは、 そのエリーティズムとご都合主義によって、リベラリズムの価値そのものをひそかに裏切っている側面があることを嗅ぎ取られているからではないのか。 黄昏れゆくリベラルが夜を越え再び朝日を望む日を迎えるために、まずは自らの弱点と矛盾を見つめたい。 全文は下記
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last-modified: 2021-05-07 01:05:46