【太韓肥満学会】コロナ1年…韓国成人の半数は3キロ以上太った 国家的問題になりかねず [4/30] [右大臣・大ちゃん之弼★]
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大韓肥満学会、国民体重現況を発表  来月初めに結婚を控えているパクさん(30)は、出っ張った腹の肉でタキシードがぎゅうぎゅうにきつくなり、急にやせることを考えるようになった。昨年初めの時点で身長177センチ、体重76キロだったが、コロナのせいで1年以上も運動を先延ばしにして活動を減らしたことから、体重が9キロ増えた。  コロナの流行が長期化する中、パクさんのような「ファクチンジャ」は韓国の成人の半数に迫る、という調査結果が出た。ファクチンジャとは「コロナ19で家籠りをしているせいで、ぱっと(ファク)太った(チン)人」のことで、コロナ19の「確診者」(ファクチンジャ。同じ発音)」に引っかけてある。大韓肥満学会は29日、「コロナ時代の国民体重管理現況および肥満認識調査」の結果を発表し、昨年1月と比較して「コロナ発生前と後で体重が3キロ以上増えたというアンケート回答者が全体の46%に達した」と明かした。今回の調査は今年3月29日から30日まで、韓国国内の満20歳以上の成人男女1000人を対象に行われた。専門医らは「コロナの長期化で生じた肥満は各種の疾患を誘発し、国民の健康を大きく脅かしかねない」とし、「コロナウイルス感染に劣らぬ深刻な問題」と指摘した。 ■NETFLIX、ユーチューブで在宅動画視聴が急増  韓国の成人の半数近くが「太った」と訴えている状況は、コロナ事態の中で「太りやすい」生活習慣が長期化・固定化した影響が大きい。今回の調査では、体重が増えた最大の原因として「家籠り」生活に伴う身体活動量の減少が注目された。  まず、家でじっと横になってテレビやNETFLIX、ユーチューブなど各種の動画を視聴する時間が大きく増えた。アンケート調査で動画視聴の平均時間を尋ねてみたところ、「一日3−6時間見る」という回答は、昨年1月の26%から今年は45%と大幅に増えた。一日の3分の1程度に達する「7−8時間見る」という回答も全体の12%に上り、昨年1月(4%)より8ポイント高くなったという分析結果が出た。視聴時間が比較的短いといえる「一日1−2時間程度」は、昨年1月の42%から今年は29%に減った。  逆に、運動量はぐっと落ちた。「ほとんど運動しない」という成人の割合は昨年1月の18%から、今年3月には32%と14ポイント上昇した一方、「週3−4回運動する」は28%から15%へ、「週5回以上運動する」は15%から9%へとそれぞれ減った。コロナで室内にとどまる時間が増え、スマホ・テレビを見る時間が長くなったのに、エネルギーの消耗は減っているのだ。太ることは避けられない生活パターンというわけ。年齢別で見ると、特に30代(53%)と40代(50%)で「昨年1月より3キロ以上太った」という回答が半数以上になった。性別では、女性(51%)の方が男性(42%)より体重が増えたという回答が多かった。 ■「国家的問題になりかねず」  問題は、肥満に対する人々の理解度が大きく低下しているという点だ。肥満学会によると、肥満は単に「太った」というのを越えて、各種のガンや高血圧、糖尿病、脳卒中、冠状動脈疾患などを伴いかねず、治療と管理が是非とも必要な疾病だ。  しかし今回の調査によると、回答者全体のうちおよそ半数(54%)は、肥満の基準が「BMI25以上」だということを知らなかった。また、体重を減らそうと運動したり(71%)、メニュー調整をしたり(66%)するのはいいが、効果が立証されていない「ダイエット健康機能食品」を食べてみたという回答も5人に1人の割合(22%)に上った。なお、ダイエット食品を食べた人のうち、半数以上(54%)は「効果がなかった」と回答した。  大韓肥満学会の姜載憲(カン・ジェホン)会長は「コロナ流行がすぐに終わるとは思えない中、国民が肥満状態に陥って各種疾患の危険にさらされる状況を放置した場合、国家的問題になりかねない」とし、「手遅れになる前に肥満問題を専門的に管理するシステムを構築し、国家レベルでもっと関心を注ぐべき」と語った。 金成謨(キム・ソンモ)記者 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2021/04/30 18:34
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/04/30/2021043080043.html
last-modified: 2021-05-08 20:33:44