【慰安婦街】ソウル・清凉里の売春街、痕跡も消去へ…「歴史文化空間計画」白紙に[04/17] [Ikh★]
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俗に「清凉里588」と呼ばれてきたソウル・清凉里駅一帯の風俗街が完全に姿を消す。風俗街の歴史などを残そうという歴史文化空間(仮称)の予定地には、住民のための公園を造成する計画だ。  東大門区は16日、「ソウル市都市再整備委員会の最終審議で、清凉里の集娼村保全計画が廃止された」と発表した。東大門区の関係者は「集娼村保全計画は地域の発展を阻害する否定的な歴史の産物であって、全面廃止すべきという意見を受け入れた結果」と説明した。  清凉里の風俗街は一時、およそ200軒もの売春宿が密集し、弥阿・竜山・永登浦などと共にソウルの代表的な風俗街に挙げられていた。再開発事業で近所にマンションなどが出来たことから徐々に姿を消し、2017年3月の撤去決定で完全に門を閉じた。  東大門区は2009年、この一帯を清凉里4区域に指定し、都市環境整備事業を推進してきた。ところが朴元淳(パク・ウォンスン)市長在任中の2012年、ソウル市都市再整備委員会が「集娼村形成の背景などを記録し、この区域の建物の一部を歴史的痕跡として保存したい」として都市計画の変更手続きを進め、論争が拡大した。  清凉里4区域入居予定者や近隣住民などは、「集娼村の痕跡を残す事業」だとし、完全に消すべきだと強く反発した。昨年6月には青瓦台(韓国大統領府)国民請願掲示板に「清凉里588、性売買集娼村を保存しようとするソウル市の事業計画を全面撤回してください」という書き込みが載り、およそ8000人の同意が集まったこともあった。今回の審議決定で、「集娼村歴史復元計画」は樹立から9年を経て全面廃止の手順を踏むことになった。  清凉里4区域には、2023年までに地下7階−地上65階建てのマンション4棟とオフィステル(事務所兼居住用マンション)1425世帯分が整備される。公園も3カ所作られ、道路も7車線に拡張する。 チェ・アリ記者 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2021/04/17 09:01
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last-modified: 2021-05-08 20:50:41