【スエズ座礁】運河庁「賠償額996億円から652億円に減額するけどどうだ」事業者「ふざけるな」
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【カイロ時事】エジプトのスエズ運河で3月に正栄汽船(愛媛県今治市)所有の大型コンテナ船
「エバーギブン」が座礁した事故で、運河を管理するスエズ運河庁が船主らに求めている損害賠償額について、
当初の9億1600万ドル(約996億円)から約6億ドル(約652億円)への減額を提示したことが10日、
明らかになった。ただ、コンテナ船の船主責任保険を引き受けている事業者「英国クラブ」は時事通信の取材に
「依然として法外な請求で、根拠も示されていない」と回答し、解決の見通しは立っていない。
 運河庁はこれまで、コンテナ船離礁作業などの費用や「(運河の)評判を損ねた」とする名目で賠償を
要求していたが、反発する船主や事業者との交渉は難航。エジプト側は賠償金が支払われるまで船の航行を
認めない決定を下し、船主側による異議申し立てもエジプトの裁判所に退けられた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021051100225&;g=eco



last-modified: 2021-05-12 22:26:58